No.217 道道558号白滝原野白滝停車場線

2009年9月12日撮影


この路線、停車場線というその名に反し、
駅を通り過ぎて、国道交点、かつ鉄道ならぬ高規格道路のインターの入口まで延びている。
変わった路線だなあ、と思ったら、
実は終点が2つあって、駅も、国道交点・インター入口もどちらも終点なのだそう。

(詳細は「道道資料北海道」(おくとんさん)の
終点は、駅前と駅の彼方−白滝原野白滝停車場線」をご覧ください)

そして一方の起点付近には、思わぬ「引っかけ」が存在していた…。

ここでは、遠軽町白滝の終点から白滝上支湧別の起点へ向けての道路風景を紹介する。


写真1
遠軽町白滝
旭川紋別自動車道白滝IC入口交差点
国道333号との交点

この交差点を直進し
道道白滝原野白滝停車場線に入る
(この交差点が
白滝原野白滝停車場線の第2の終点)
写真2
旧国道の雰囲気を感じる道

街灯の「交通安全」の看板に味がある
写真3
白滝の市街地に入り
この横断歩道のある交差点で右折
写真4
右折するとすぐJR白滝駅

白滝原野白滝停車場線の
もうひとつの(第1の)終点

写真1地点(白滝IC・国道333号交点)
から約1.2km
写真5
駅前から写真3の交差点を見る
この部分も道道
写真6
右折して先へ進む
写真4地点(駅)から約0.2km
再び国道333号と交差
交差点の大看板が目立つ

写真1地点からこの交差点まで
国道333号の旧道である

青看板は
左<国道333>:遠軽
直進<道道558>:支湧別
右<国道333>:上川
写真7
交差点の先
写真8
市街地を抜けて
旭川紋別自動車道をくぐる

左手に、使用されていない橋台
(本来の下り線)がある
右手にはない

写真6地点(国道333号交点)から
約1.0km
写真9
上写真の使われていない橋台
4車線化されて、この橋台が使われる日は
果たして来るのか…
写真10
緑資源幹線林道滝雄・厚和線
白滝・丸瀬布区間が分岐
(左方)する交差点を過ぎる

写真8地点(旭川紋別道交差地点)
から約0.8km
写真11
直線主体の道が続く
その間に、写真のような
ゆるやかなカーブがある
写真12
ここから歩道が設置されている
写真13
上支湧別の市街地を進む
写真14
右カーブ
鳥居は上支湧別神社
中央の碑には「開拓記念」とある

左端の青看板は
左:十三線
右(道なり):平山

写真10地点(緑資源幹線林道分岐点)
から約5.6km
写真15
すぐ先の左カーブを過ぎると
交差点がある

青看板は
直進:平山登山口
右:国道333号 北大雪スキー場

写真14地点から約0.2km
写真16
交差点の先
「この先300m
道路情報
道道白滝原野白滝(停)線
開通」
写真17
さらに300m先
最後の民家を過ぎると
ゲートがある
写真18
写真19
写真20
幅員減少の標識
写真21
ここで舗装終わり

写真17地点(ゲート)から約2.3km
写真22
固く締まった土の路面
写真23
写真24
直線の先
緑色ののぼりが見えてきた
写真25
白滝原野白滝停車場線の起点?(注)に到着
写真21地点(舗装終点)から約0.3km

林道交通安全ののぼりが立つ
この先は支湧別本流林道

この付近は1車線幅の一本道が続き
車が折り返せるようなスペースはない
写真26
写真25の右端にひっそりと立つ
「↑道道
 白滝原野白滝(停)線」の標識
写真27
写真25の左端
林道交通安全ののぼりの横に
傾いた「支湧別本流林道」の標識が立つ
写真28
写真25地点に
車を置いてみるとこんな感じ

写真29
折り返す
(林道側から写真25地点を見たところ)
写真30
来た道を戻る
写真31
写真32
ここから舗装
(写真21地点の反対側)
写真33
道道標識が立つ
(写真20地点の反対側)
以下略
おわり



(注)
というわけで、すっかり写真25地点が起点だと思ったのだが…

道発行の道路現況調書を見ると、白滝原野白滝停車場線は全区間が舗装で、
未舗装区間は存在しないことになっている。

路線の総延長(約11.7km)と比較してみても、
写真1地点から舗装区間終点の写真21地点までの距離でほぼ一致し、
写真25地点までの距離では総延長より長くなってしまう。

ということは、起点は写真21地点ということなのだろうか。
とすると、写真25地点にある古い道道標識は何?

昔はここが起点だったが、その後起点が移動したものの、標識は放置?
ということなのだろうか…。


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