No.5 増毛町道増毛山道線
増毛町歩古丹〜大別苅 国道231号旧道
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写真1・2は2003年7月5日、写真3〜18は2000年10月28日撮影。 国道231号を札幌から留萌に向かって走ると、雄冬を過ぎて、歩古丹トンネル(写真1)の先の上り坂の途中、右側にあるゲートが気になる。留萌側から行くと、大別苅トンネルの留萌側入口の左側に同様のゲートがある。 たぶん旧道なんだろう、いつか通ってみたい、と思いながら勇気がなく(^^;、なかなか踏み込めなかったのだが、2000年8月、人(北海道旅行中!)の運転で初めて通った。このときはレンタカーの、ふわふわ足のカリーナだったのだが、ドライバーが峠を攻める人で(^^;、タイヤを鳴らしながら急カーブ、急坂が続く山道を駆け抜けたのだった。 このとき全線舗装、かつ交通量がゼロ(^^;ということを確認したので、自分でも走ってみることにした。 歩古丹トンネルの先にある分岐点(写真2)で国道から右折し、旧道に入るといきなり急坂で(写真3)、そのまますぐヘアピンの右カーブに突入(写真5・6)。すぐにまたヘアピンの左カーブがあり、これで一気に高度が上がる。 道路脇に設置されている古い砂箱には、「開発局」の文字が入っている(写真8、9)。かつてこの道が国道だったことを物語っている。 さらに進むと、左側に分岐する道があるが、ゲートが閉まっている(写真10地点の先)。どこにつながっているのだろうか。ちょっと怪しげだ。 急カーブ、急勾配の連続する道を進む。今日も対向車には全く出会わない。 道沿いにはところどころに「P」の標識があり、駐車スペースが設けられているが、眺望はまったくきかない。本当に車を止めるためだけのスペースでしかない。 道を下っていくと、急カーブに無数のタイヤの痕跡がある地点を2,3か所通る(写真15)。 この日は、10kmの区間を20分かけて走ったが、最後まで、工事車両以外の対向車には全く出会わなかった(^^;; まあ、長いトンネルで、ほとんど直線で抜ける今のルートなら数分で通り抜けてしまうのに、わざわざ曲がりくねった山道を選ぶ人がいないのは当たり前だが(^^; |